不完全燃焼な日々
群馬県に一人の経営者がいました。地元密着型の商売で、はじめは父親が経営者、その後は自分が経営者になって、売上、スタッフ、店舗を増やすために頑張っていました。
勉強熱心だったので、自己啓発や成功哲学はもちろん、実務的なものから短眠法といったものまで、さまざまな本やセミナーで学んでいました。でも、売上は下がっていく一方。
(こんなに本を読んだり、セミナーに参加したり、インプットしているのに、なぜ成果につながらないんだ、、、?)
と思っていました。もっとできるはずなのに、毎日は慌ただしく過ぎていくだけで、不完全燃焼。そんなとき、、、
運命をかえる2つの出会い
あるアプリが登場しました。それがEvernote(エバーノート)です。今や世界中で2億人以上が利用するメモアプリなので、あなたも使っている(使っていた)かもしれません。
もともとメモ魔だったので、「メモがとりやすくなるなら」くらいの気持ちで使い始めたら、、、日に日にじわじわと、ある思いが芽吹き、やがて確信に変わっていきました。
(これはただのメモアプリじゃない。経営、いや、人生を劇的に変えるツールだ、、、!)
そう思うにいたったのには、もう一つの重要な出会いがありました。GTDです。
退屈な理論に命が宿る
GTDを知っていますか? 生産性向上コンサルタントのデビッド・アレン氏が提唱した、タスク管理の理論で「Getting Things Done」の略称です。GTDの要点は次の3つです。
- アタマの中にある気になっているコトをすべて吐き出す
- その気になっているコトを分類分けし、次のアクション(具体的な行動)をいつ起こすのかを決める
- そのアクションを信頼できるシステムで管理し、定期的に見直す
これができれば、実際に効果はあるでしょう。でも問題は「どうやって?」。実は、その答えが「Evernote」だとひらめきました。Evernoteこそ、GTD理論を実践する最高の「信頼できるシステム」だったのです。
人生最大の気づき
人生はたった一つの気づきで、劇的に変わることがあります。もやもやしていた考えが、ストンと腑に落ちることで、すべてがつながり、まるで人が変わったかのように、進化する。
EvernoteとGTDを組み合わせるアイデアを実行していくなかで、そんな人生最大の気づきが訪れました。それは、
・行動を管理することで、成果が上がる。
・資料をいくら管理しても、効率が上がるだけで、成果は上がらない。
ということです。これに気づいてから、すべてが激変しました。これまではただ膨大に存在するだけだった一つひとつのメモが、成果をばんばん上げる貴重なアイデアへと化けていきました。それによって事業だけでなく、人生までもが思いどおりになっていきました。
もう退屈とは無縁です。あらゆる情報を価値に変えられる術を知った今は、ようやく歯車が噛み合ったように、毎日完全燃焼して最高に充実した気分で眠ることができます!
Evernote経営の誕生
EvernoteとGTDを組み合わせ、行動を管理することで思いどおりの人生を送る。事業を成長させる。このメソッドを体系化し、「Evernote経営」と名付けました。
(繰り返しになりますが、あなたが私と同じようにメモ魔でありながら、成果につながっていないなら、それは「資料」を管理しているからです。資料はどれだけ管理しても、効率が少し上がるだけ。成果が上がることはありません。Evernote経営は、成果の直結する「行動」を管理します!)
さらにこの「Evernote経営」には、これまでに学んだ成功哲学や成功法則のメソッドもふんだんに取り入れました。そうすることで、今日より明日、来週、来月、来年と、日に日に会社も個人も成長していける仕組みが完成したのです。
でも、あなたはこんなふうに思っているかもしれません。
(自分にはできないんじゃないか、、、?)
そう思う気持ちはよくわかります。私も、これまで数々の経営手法や自己管理メソッドを学んだり、トライしてきましたが、よくて三日坊主、ほとんどは学んだきりで、使いこなせないまま、結局もとの生活に戻っていました。人生も会社も変わらないまま。
だから、私はある実験をしてみました、、、
アルバイトが3年で経営幹部に
ある店舗のアルバイトスタッフに、「Evernote経営」のメソッドを教え込みました。どこにでもいるような、ふつうのアルバイトです。どうなったか? 3年後に、複数の事業部を統括する経営幹部になりました。
信じられませんか? でも、私にしてみれば不思議でもなんでもありません。あらゆる情報を活用し、成果につながる行動を徹底的に管理したのですから、優秀なマネジャーや幹部になるスキルが身について当たり前なのです。
この経験から、「Evernote経営」の方法は、経営者や会社の成長だけでなく、社員教育、特に幹部育成にも最適だということが証明されました。
(もちろんその後、私の会社では幹部社員はもちろん、課長職以上の社員全員に徹底し、マスターしています。その結果、業績は緩やかな下降から、10期連続の増収増益!を達成しています。)
自分の力を信じられるように
Evernoteに出会い、GTDに出会い、二つを融合し、独自の「Evernote経営」を生みだし実践することで、会社の業績は信じられないほど成長しました。でも、それよりも嬉しいのは、Evernote経営の方法を伝えた仲間(社員)の人生も変わったこと。そしてなにより、「自分の力を信じられるようになった」ことです。
Evernoteを使って情報を集め、GTDのメソッドでそれを分類分けして、成果の出る行動を管理する。その結果、どんな人でも必ず成果が上がるようになります。その成功体験を積み上げていくと、やがて「自分の力を信じられる」ようになります。
「自分の力を信じられる」ようになると、大げさではなく、人は劇的に変わります。それこそ、自分の人生を(ようやく)見つけたかのように、命が輝きだします。
それをぜひ、あなたにも、あなたの大切な仲間にも、体験してほしいと願っています。
すべてを4回に分けて
私の人生の集大成とも呼べる「Evernote経営」のすべてを、4回に分けてお伝えしました。
第1講 情報収集・情報処理・Evernote理論編(161分)
第2講 情報活用・Evernote実践編(156分)
第3講 実践応用編(169分)
第4講 グーグルアップス活用編(158分)
まずは第1講の「情報収集・情報処理・Evernote理論編」をご覧ください。ここで情報の正しい取り扱い方(情報収集・情報処理・情報活用)についてお伝えし、さらにGTDの本質と経営で成果を上げるための使い方を徹底解説しています。
さらに資料として、
・ノートブックの分け方例(基本編)
・GTDフロー図
・情報の環境整備の概念
・Evernoteを中心とした情報マネジメントシステム
をお渡ししています(どれもダウンロードが可能です)。
そして、できれば第2講までは学んでください。それで「Evernote経営」の基礎と実践が必ず身につく内容になっています。第3講は応用編、第4講はかなりマニアックですが、グーグルアップスと連携させ、成果を高めるためのマニュアル・チェックリスト・アクション管理・情報伝達と共有のすべてを、いかに融合させるかを公開しました。
もし第4講まで観ていただくと、私の会社の経営の秘密すべてを知り尽くすことになるでしょう。それに毎日がわくわくするほど、あらゆる行動が成果につながる実感を持てているはずです。
最後に(三日坊主が恐い?)
Evernote経営を「知りたい!」「やってみたい!」と思いながらも、まだ躊躇してるとすれば、その理由は(また三日坊主になるんじゃないか、、、?)という、過去の苦い経験があるからかもしれません。
ではぜひ、3日間だけがんばってみてください。そしてその3日を、こんなふうに過ごしてください。
1日目: 資料(ノートブックの分け方例)どおりに、ノートブックを作る
2日目: 気になったものはみんなEvernoteに保存する
3日目: GTDのルールどおりにノートを仕分けする
これで「Evernote経営」をスタートできます。一番やる気のある1日目に、ぜひ土台となるノートブックの作成を完了させてください。それを乗り切れば、あとはどのアクションも成果に直結するので、「楽しくて」仕方ありませんから!
まだ不安がある?(100%成長保証)
もし、このとおりに3日間やってみて、お金の無駄だった、時間の無駄だった、学ぶことは何もなかったという場合、ご連絡ください。よろこんで全額返金させていただきます。
最後に
冒頭の群馬で会社を経営する青年は、その後どうなったのか。「Evernote経営」を編み出し、実践することで、今では4事業部17業態40店舗を運営するまでになりました。
さらに10期連続増収増益。利根書店は同業種で売上高営業利益率日本一(2020年)。古着の「ドンドンダウン」「ベクトル」は売上高、全国ランキング1位を合計16回獲得。2014年、チャットワークアカデミー社による社員満足度調査では、中小企業社員数50名以上の部で全国1位に。
どれも、一人では実現できなかった夢であり、目標です。経営者だけでなく、幹部社員、部長、課長にいたるまで、みんなが「Evernote経営」に取り組むことで、できたこと。
あなたも自分の能力と可能性を信じて、挑戦してみませんか?
「Evernote経営」は、あなたの能力と可能性を引き伸ばす、最高のアイデアです。
Profile
株式会社プリマベーラ 代表取締役
吉川 充秀(よしかわ みつひで)
1973年、群馬県生まれ。横浜国立大学卒業後、地元のスーパーに入社。
1998年、群馬県太田市にて「利根書店 尾島店」オープン。開業後、半年で月商1000万円のドル箱店に。26才で高額納税者入り。
2005年、古着、貴金属、バッグ、家電などのリサイクルを中心に事業領域を拡大。
2015年、整骨院事業に参入。
2020年、4事業部17業態40店舗を運営。10期連続増収増益。利根書店は同業種で売上高営業利益率日本一(2020年)。
古着の「ドンドンダウン」「ベクトル」は売上高、全国ランキング一位を合計16回獲得。2014年、チャットワークアカデミー社による社員満足度調査で、中小企業社員数50名以上の部で全国一位。また、経営術や自己啓発のセミナー事業も展開。累計500名以上が受講。そのノウハウをまとめた「Evernote経営塾DVD」「仕組み化経営DVDシリーズ」は累計1300本以上を販売。
経営計画発表会は、全国から80社以上の経営者が見学に来社。趣味はゴミ拾い・不食と変人の側面も。